クリームパンの雑さ -近況報告2026/09/03
とりあえずクリームパンを頭に思い浮かべてほしい。クリームパンの形、味、手触り、香り。
思い浮かびましたか?
今何も考えていなかったなぁ! クリームパンのことを考えろって言われたら、その通りにクリームパンのことを考える! 素直さは人間の基本!
きっと100人いれば100通りのクリームパンが思い浮かんでいると思う。クリームパンにはクリームパンといえばというものがない。
あんぱんといわれたら球体を上からつぶしたような形をしていて中にはあんこが入っている。上にはゴマがのっていて、ちょっといいものだと桜の塩漬けもついている。名前を聞いたらなんとなくみんなが似通ったものを思い浮かべることができるのだ。
一方クリームパンはというとまず形を思い浮かべることができない。丸かったりグローブみたいな形をしていたり、何ならデニッシュ生地のことすらある。中身はというと生クリームのこともあればホイップクリームのこともあるしカスタードクリームが入っていることもある。何なら決まっているのだろうか? クリームパンを名乗ればその瞬間にクリームパンになってしまう。
困りはてたやなせ先生がクリームパンダの頭を完全な手にしてじゃんけんができるというキャラ付けをする始末。
私たちにもっともなじみ深いクリームパンといえばそう、薄皮クリームパンだ。100円でビリヤード玉ぐらいのクリームパンが4つ(当時は5つ)入っている高額療養費制度並みにありがたい商品である。ただ、あれを食べたときに「薄皮だなぁ」と思ったことは一度もない。クリームパンにはこれといった特徴がないのでパンの中にクリームが入っていればすべて正統なクリームパンになってしまうから。
チョコレートが混ざっていればチョコクリームパンになるし、今は亡きマリトッツォも生前は「あんなもんクリームパンじゃないか」といわれていた。クリームパンに似ているところがあればそれを取り込んでクリームパンにしてしまう。そんな懐の深さというか、中心のなさがクリームパンという概念にはある。
つまりドーナツということですか?
全然ちげ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~!!!! おバカッ!!!