筑前煮をバスケと呼ぶ国
「憧れで始めて殺意で続けろ」
オモコロの永田智の言葉です。何かを始めるときは憧れからだけど、どうせ憧れなんて長いこと続かない。だから続けるための原動力は人間が持てる一番強い感情である殺意にしなくてはいけないという言葉です。
この言葉はずっと心に刻まれています。特にうまくいかなくなってネガティブな感情を抱いたときに、この言葉に立ち返って「これでいいんだ」と思いなおしている。本気でやった以上うまくいかなかったら最悪だし、自分より他の誰かが評価されていたら苦しい。それが当たり前なのだからそれでいい、むしろ失敗して悔しくなかったらそれは向き合い方を考えるべき時ということ。
今うまくいっている人たちは、みんな芽が出るまで辞めなかった人だから、やりたいことがあるのならばどんな手を使ってでも続けろというのは力強いエールだと思っています。
永田智の所属するメディア「オモコロ」は大変説明が難しい。人を笑わせるための記事を載せるWebメディアとして「オモコロ」がまず存在する。そしてその編集部やライターだった5人がメインのメンバーとして出演するYoutubeチャンネルが「オモコロチャンネル」。「オモコロ」も「オモコロチャンネル」もバーグハンバーグバーグという会社の事業であり、オモコロチャンネルのメンバーはバーグハンバーグバーグの社員でもある。
10周年を迎えた知らないソシャゲのあらすじか?
私はオモコロチャンネルに完全に脳みそを書き換えられている。1日6時間ぐらいオモコロチャンネルを見ている時期が1, 2年あったからだ。まあ、見ているといっても垂れ流しになっていただけで、正座してみていたわけではない。端的に言うと気が狂っていたからである。
何もしないでいると余計なことを考えてさらに狂いそうになるため、何かをし続けなくてはいけない。しかし、何かに集中するだけの気力も体力もない。そこで、よく知っている二つのことを同時並行で行うことでそれぞれに50%ずつの集中力を使い、合計で脳のリソースを100%使うことにしたのだ。
基本的にオモコロチャンネルの内容は役に立たない。基本的には様々な汚言罵倒と一昔前の芸能情報でできている。
例えば動画内では「ゲリ」というワードがちょいちょい登場する。言うまでもなく液状の便のことである。
ネガティブな状況で「ゲリィィィ」と叫ぶ彼らを見ているうちに、いつの間にか私も嫌なことやよくないことがあったときに「ゲリすぎる」と思うようになっていました。
あれだけ見ると、やっぱりずっと頭に残っているものがあるんですよね。他に残っている言葉としては「あったらいいなあ 筑前煮をバスケと呼ぶ国」があります。あったらいいもんなぁ 筑前煮をバスケと呼ぶ国が。それ以上でも以下でもない、正直言ってなんで頭にこびりついているのかがわかりません。これって私もしかして、損してますか? この19文字分でほかに大事なこととか覚えられるんじゃない、祖父母の誕生日とか。
私の人生は役に立たないということに救われているし、役に立たないということに囚われていると思う。なんせ、役に立ちたくないという理由で就活を拒否した結果、1年留年している。結局就職して働くことにはなったのだから意味のない抵抗だったのだが、役に立つということにあらがったうえで向き合ったという経験は無駄ではないのかもしれない。
いや、半分ぐらいSlay the SpireとSplatoon3しかしてなかったな。無駄です。